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 「タイムズカーシェア」に入会したばかりの初心者の方の中には、車種の選択で悩むこともあるかと思います。
 
 自分としてはこの車種が良かったので、できれば次回以降もこの車種で行きたい、と思う方もいるかもしれません。
 
 すでに経験されているかもしれませんが、予約状況により、毎回違う車種に乗らなければならない場合もありえます。

結構利用者は多いと感じます。当日予約も難しくなっています。

 車種の中でも「人気」「不人気」があり、予約状況を見ると、 比較的「空いている」車種もあると感じます。
 
 私自身、これまであまり積極的に選ばなかったけど、乗ってみたら、乗り心地は同クラスの中で「No.1」ではないか、と思える車種を紹介しましょう。

上質な乗り心地のコンパクトカー

 車種クラスは「ベーシック」、5ドア5人乗りの「NISSAN ノートオーラe-POWER」です。

同クラスの人気車種「スイフト」と比べると、サイズは1周り弱程大きいです。

オーラ 
全長4045mm全幅1735mm全高1525mm

スイフト
全長3860mm全幅1695mm全高1500mm

 室内サイズも当然、「スイフト」より余裕があります。

「オーラ」
室内長2030mm室内幅1445mm室内高1240mm
「スイフト」
室内長1905mm室内幅1425mm室内高1225mm

 荷室も広く、荷物の積み下ろしも楽にできます。

 内外装とも、上質感があり、実際価格も300万前後で、スイフトより約100万近く高いです。
 車内は遮音対策がされており、静粛性も確保されているとのことです。
 
 シートの座り心地も良く、長時間乗ってもストレスがありませんでした。

 また、シフトレバー回り等、所々に木目調を配置しており、「リッチ感」があります。
 
 デジタルメーターも非常に見やすく、運転中でも情報が把握しやすくなっています。

 ルームミラーは、下側のレバーにより、後部のカメラ映像と、通常のミラーの切り替えができます。
 
 カメラ映像は慣れていないと、最初違和感があるかもしれません。
 後部との距離が近く感じるように映ります。

 肝心のシフトは、一見分かりにくそうですが、慣れると簡単です。
 
 一般的なシフトノブに比べて、断然操作しやすいのです。

 2回下に「コツ、コツ」とスライドすると、「D」と「B」のレンジが交互に切り替わるようになっています。

とにかく、走行時のレンジ切り替えは、下に2回「コツ、コツ」です。

 バックの「R」レンジに入れるときは、横のボタンを押しながら、2回上に「コツ、コツ」っとスライドさせます。

 もちろん、メーター画面にも現在のレンジが表示されるので、その都度、確認しましょう。
 
 駐車時は、丸い「P」のボタンを押し、シフト下側のパーキングレバーを引けばOKです。
 
 ブレーキがかかっている時、レバーの赤いランプが点灯します。

初めての方は、最初に、駐車場内で操作を一通り確認してから、出発しましょう!

 発進時は、フットブレーキを踏みながら、シフトノブを下に2回「コツ、コツ」で、「D」レンジにします。
 
 パーキングブレーキの解除は、シフトノブの下の「P」レバーを下に押すと、解除されて、赤ランプが消えます。

ハイブリッド車だけど、ほぼEV車

 次に、「ドライブモード」の選択ですが、シフトノブの横の「D-MODE」スイッチを上下にすることで、メーター画面上で変えることができます。

 タイムズカーシェアの車種紹介動画では、以下のように説明しています。

「NORMAL」モード
 ガソリン車のようなスムーズな加速
「ECO」モード
 燃費重視で、穏やかな加速
「SPORT」モード
 EVらしさと燃費両立、力強い加速

 始動時は常に「ECO」モードになりますので、ルートや状況に応じて選択すれば良いと思います。

 また、紹介動画では「ECO」モードと「SPORT」モード時の車の作動について、以下のように説明しています。

アクセルペダルを離すと、減速し、ブレーキランプが点灯する。

 上記について、NISSANに問い合わせました。
 アクセルペダルを離すと、必ずランプが点くということではなく、「減速度」が一定値以上になると、点灯するとのことでした。
 
 後続車に対しては、気にすることなく通常の運転同様に走行してよいとのことです。

アクセルオフの度に、ブレーキランプが点いたら、後続車に対して危険ですよね。

 山岳路では、「ECO」モードをおススメします。
 
 アクセルオフ時(アクセルペダルを離した時)に、モーターによるブレーキ「回生ブレーキ」がしっかり効いてくれます。

 速度が欲しければ、アクセルを足せばよいのです。
 
 「SPORT」モードのほうが、ブレーキが強めなので、よほどの急こう配下り坂でない限り、「ECO」モードで大丈夫です。

そのため、箱根の「国道1号線」の山道下り坂では、「ECO」モードで、フットブレーキをほぼ使わず走れましたよ。
ブレーキが効かなくなる「べーパーロック」や「フェード」現象も心配いりません。

 ハンドル操作に対する車体の反応も良いので、「くねくね道」でも安定感があります。
 そして、加速については、とにかく「軽い」です。
 
 「e-POWER」は、モーターで走行するハイブリッド車なので、発進、加速はスムーズなのです。
 
 燃料はガソリンのハイブリッド車ですが、走行の仕組みはほぼ「EV車」と言って良いほどです。

私もですが、「e-POWER」というのが、なんかとっつきにくく、予約を避けていた人もいたのでは….

 パワーのスペックでは、「スイフト」とあまり変わりませんが、操作性と乗り心地において、1ランク上だなと感じました。
 全方位型検知機能により、安全性も高いです。
 
 いつもよりちょっと「高級感」を感じながら、観光地や遠方へ走ってみたい方、予約してみてはいかかでしょうか?

 ちなみに、別の日に「ノート e-POWER」にも乗りましたので、載せておきます。

 オーラとの違いは、オーラのほうが、全幅が40cm程大きいのと、内装とシートクッションが上質であるぐらいで、機能や装備は同じのようです。

 オーラのほうが、ゆとりがあって乗り心地は良いですね。

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